3月9日から12日まで東京で行われた RETAILTECH JAPAN 2021 に RAINUS が出展した。 RETAILTECH JAPAN は流通情報システム分野の展示会において日本最大規模であり、最も影響力のある展示会だ。

今年の RAINUS ブースでは、ESL ソリューションの InforTab を始めとして、プロダクトファインダー、今年新たに披露した新規ソリューション「RTLS（Real-TimeLocationSystem）」など、さまざまな流通ソリューションを展示した。特に、今年のブースには顧客が直接 ESL ラベルをデザインすることのできる体験ゾーンを設け、より豊かな顧客体験を提供した。

また、電子棚札のNFC機能が特に多くの顧客の注目を集めた。NFC技術を通じて、店舗に訪れた顧客は原産地、成分情報などのさまざまな製品情報を各自のスマートフォンで簡単に、素早く確認することができ、店舗では顧客が直接参加できる多様な形態のプロモーションも進行することができる。

RTLS (Real-Time Location System:リアルタイム位置確認システム)

RTLS は、Bluetooth 省電力エネルギー (Bluetooth LE) 技術と独自の先端アルゴリズムをベースに、正確なリアルタイム位置情報を提供する。これにより店舗では効率的に資産を管理できると共に、ピッキングプロセスを簡素化し、顧客や従業員のために店舗内の動線を最適化することができる。

スマートシェルフ (InforTab Plus)

InforTab Plus は販売促進と店舗内の顧客体験向上において核心的なソリューションである。フル HD ディスプレイや Wi-Fi により、動画·イメージ等の豊富なコンテンツを活用し、効果的なマーケティング活動を展開することができる。

プロダクトファインダー (InforTab FInder)

InforTab Finder は ESL システムと通信するスマートセルフキオスクソリューションである。顧客は数多くの類似製品の中から欲しい製品を探すために消耗する時間を短縮することができる。

今回の展示会で RAINUS Japan は、長寿命バッテリー、多様な製品群、そしてレイアウトデザインツールがサポートする豊富なコンテンツタイプを披露した。RAINUS Japan の李光法人長は「ブースを訪れたお客様の多くは、BIC CAMERA様 の InforTab 適用事例から ESL の機能についてご存じだった。今回の展示会への参加が、日本国内のシェアを拡大できる良い機会になれば幸いだ。特に今年は、多数のアパレル産業の顧客がブースを訪れたことから、今年新発売を控えているファッションタグへの期待と需要を感じることができた」と話した。